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27.1. 標準的なUnixツール

ほとんどのUNIXプラットホームでは、 PostgreSQL は、個々のサーバプロセスが容易に識別できるように、 ps によって報告されるコマンドタイトル部分を変更します。 以下に表示例を示します。

$ ps auxww | grep ^postgres
postgres  15551  0.0  0.1  57536  7132 pts/0    S    18:02   0:00 postgres -i
postgres  15554  0.0  0.0  57536  1184 ?        Ss   18:02   0:00 postgres: writer process
postgres  15555  0.0  0.0  57536   916 ?        Ss   18:02   0:00 postgres: checkpointer process
postgres  15556  0.0  0.0  57536   916 ?        Ss   18:02   0:00 postgres: wal writer process
postgres  15557  0.0  0.0  58504  2244 ?        Ss   18:02   0:00 postgres: autovacuum launcher process
postgres  15558  0.0  0.0  17512  1068 ?        Ss   18:02   0:00 postgres: stats collector process
postgres  15582  0.0  0.0  58772  3080 ?        Ss   18:04   0:00 postgres: joe runbug 127.0.0.1 idle
postgres  15606  0.0  0.0  58772  3052 ?        Ss   18:07   0:00 postgres: tgl regression [local] SELECT waiting
postgres  15610  0.0  0.0  58772  3056 ?        Ss   18:07   0:00 postgres: tgl regression [local] idle in transaction

ps の適切な呼び出し方はプラットホームによって異なります。 同様に、何が詳細に表示されるのかも異なります。 この例は最近のLinuxシステムのものです。) この一覧の最初のプロセスはマスタサーバプロセスです。 表示されているコマンド引数は、起動時に使用されたものと同じものです。 次の5つのプロセスは、マスタプロセスから自動的に起動されるバックグランドワーカープロセスです。 ( "自動バキュームランチャ" を無効にできることと同様に、システムを統計情報コレクタが起動しないように設定していた場合は "統計情報コレクタ" はありません)。 残るプロセスはそれぞれ、1つのクライアント接続を取り扱うサーバプロセスです。 それぞれのプロセスは、次の形式のコマンドライン表示を設定します。

postgres: 

user

 

database

 

host

 

activity

ユーザ、データベース、(クライアント)ホストという項目はクライアントの存続期間中変更されることはありませんが、活動状況を示す部分は変わります。 活動状況は、 idle (つまり、クライアントからのコマンド待ち状態)、 idle in transaction BEGIN ブロックの内側でのクライアントの待ち状態)、または SELECT のようなコマンド種類名のいずれかとなります。 また、そのサーバプロセスが他のセッションによって保持されたロックを待っている状態の場合は、 waiting が追加されます。 上の例では、プロセス15606はプロセス15610におけるトランザクションの完了とそれに伴うロックの解放を待っていると推測することができます。 (他に実行中のセッションがありませんので、プロセス15610がブロックしている側であるはずです。 もっと複雑な名合いでは pg_locks システムビューを検索し、どのプロセスがブロックしているか決定しなけれななりません)

update_process_title を無効にした場合、活動情報を示す部分は更新されません。 新しいプロセスが起動した時に一度、プロセスの表題は設定されます。 プラットフォームの中には、これによりコマンドごとのオーバヘッドをかなり抑えられるものもありますし、まったく意味がないものもあります。

ティップ: Solaris では特別な取り扱いが必要です。 /bin/ps ではなく、 /usr/ucb/ps を使用しなければなりません。 また、 w フラグを1つではなく2つ使用しなければなりません。 さらに、元の postgres の呼び出しに関する ps のステータス表示は、各サーバプロセスに関するステータス表示よりも短くなければなりません。 この3条件を全て満たさないと、各サーバプロセスの ps の出力は、元の postgres のコマンドラインのものになってしまいます。


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