無料スクリプト配布のPHP.TO   PHPの実用的なtips PHPマニュアル MySQLマニュアル Apacheマニュアル PostgreSQLマニュアル マニュアル検索    

31.6. 処理中の問い合わせのキャンセル

本節で説明する関数を使用して、クライアントアプリケーションはサーバで処理中のコマンドをキャンセルする要求を行うことができます。

PQgetCancel

特定のデータベース接続を通して発行されたコマンドをキャンセルするために必要な情報を持つデータ構造を作成します。

PGcancel *PQgetCancel(PGconn *conn);

PQgetCancel は、与えられた PGconn 接続オブジェクトの PGcancel オブジェクトを作成します。 与えられた conn NULL もしくは無効な接続であった場合、 NULL が返されます。 PGcancel オブジェクトは不透明な構造体であり、アプリケーションから直接アクセスすることができません。 これは PQcancel もしくは PQfreeCancel に渡すことしかできません。

PQfreeCancel

PQgetCancel で作成されたデータ構造を解放します。

void PQfreeCancel(PGcancel *cancel);

PQfreeCancel は事前に PQgetCancel で作成されたデータオブジェクトを解放します。

PQcancel

サーバに現在のコマンドの廃棄処理を要求します。

int PQcancel(PGcancel *cancel, char *errbuf, int errbufsize);

キャンセル要求の受け入れが成功すれば1を、そうでなければ0を返します。 失敗した場合、 errbuf にそれを説明するエラーメッセージが収納されます。 errbuf errbufsize サイズの文字配列でなければなりません。 (推奨サイズは256バイトです。)

しかし、要求の受け入れが成功したとしても、その要求の効果が出ることは全く保証していません。 もしキャンセル操作が有効であれば、現在のコマンドは間もなく中断され、エラーが結果として返ります。 キャンセル操作に失敗した場合(例えばバックエンドがすでにコマンド処理を終了していたため)、目に見える結果は何も出てこなくなります。

errbuf がシグナルハンドラ内のローカル変数であれば、 PQrequestCancel はシグナルハンドラから起動しても問題ありません。 PQcancel の実行中、 PGcancel は読み取りのみです。 従って、 PGconn オブジェクトを操作するスレッドと別のスレッドからこの関数を呼び出すこともできます。

PQrequestCancel

PQrequestCancel PQcancel の廃止予定の変形版です。

int PQrequestCancel(PGconn *conn);

サーバに現在のコマンドの廃棄処理を要求します。 これは PGconn オブジェクトを直接扱い、また、失敗した場合エラーメッセージは PGconn オブジェクト内に収納されます。 ( PQerrorMessage により取り出すことができます。) 機能的には同一ですが、 PGconn のエラーメッセージが上書きされることにより、その接続で現在進行中の操作が壊れてしまうため、この方法は複数スレッドプログラムやシグナルハンドラでは問題が起こります。


powered by SEO.CUG.NET